診察の流れ“視診編”

こんにちは!

ラパス動物病院です😊

前回は診察の大まかな3つの流れについて投稿しましたよね😉

今回のテーマは3つの流れのうちの一つ、

視診について書いていこうと思います😄✨

視診には大きく4つの注目ポイントがあります。

順番に着目していきましょう👌

1:意識状態

  正常であれば、呼びかけに反応したり周囲を見回したりします。

  異常だと、ぼんやりしていたり、呼びかけに反応しなかったり、

  痛覚刺激を与えても反応が薄かったりします😥

2:体型(BCS)

  Body Condition Scoreの略ですね😊✨

  動物を真上から見たときのスコアリングで、1~5段階評価です。

  BCS1(痩せ):脂肪に触れない、肋骨が外から見える

  BCS2(やや痩せ):肋骨が簡単に触れる

  BCS3(理想的):過度な脂肪なし、肋骨に触れる、腰くびれがある

  BCS4:(やや肥満):やや脂肪過剰、肋骨に触れる

  BCS5(肥満):脂肪が厚い、肋骨に触れない

3.行動

 怖がってキャリーから出てこなかったり、

 攻撃的なのかそうでないのかを観察します👀👆

4.姿勢・運動

 正常であれば自力で歩いたり立ったりできますが、

 様々な理由で自立・歩行が出来ない場合があります。

 より重度だと横に倒れた姿勢、

 そんなでもなければフセ、の姿勢、と判断できます👌 

以上が、視診の4つのポイントとなっています!

みなさんも、診察に立ち会う際はよ~く観察してみてくださいね🐶🐾

看護師野口でした🙆

 

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